サウンドスケープに関する学習や研究が可能な学校を会員が教員をつとめるところを中心に紹介します。
青山学院大学総合文化政策学部 鳥越研究室
サウンドスケープの考え方とそれを踏まえた実践活動を、学部では「環境と音楽」「環境デザイン論」「環境芸術論」「都市環境論」等の科目、および担当するゼミとラボ・アトリエ実習で、また大学院では「環境美学」において扱いながら、「サウンドスケープ研究」に関わる卒論および修論の指導をしている。http://www.aoyama.ac.jp/faculty/sccs/
大阪市立大学大学院文学研究科 中川研究室
大学院(文学研究科アジア都市文化学専攻)のみの研究室であるが、国内・国外から多数の院生を受け入れている。世界各地の都市の音環境についての研究を行っているが、グローバルCOEの拠点として位置づけられており、他大学の博士課程の学生であっても研究員になれる制度がある(科研研究者番号を付与)。ツーリズム、環境教育、文化政策、社会包摂、都市計画、コミュニティ再生、などの社会的テーマと連動した研究になる傾向がある。http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/lit/staff/nakagawa.html
金沢工業大学建築系土田研究室
当研究室では、サウンドエデュケーションの方法論についての研究を行い、その一環として自治体と協同してのワークショップを多く手がけている。また、公共空間や家庭で使われるサイン音に着目した研究も行っている。http://wwwr.kanazawa-it.ac.jp/~tsuchida/
九州大学大学院芸術工学府(音響環境学講座)岩宮研究室
音を、文化として理解し、環境として捉え、情報として活かす、音響設計技術者を育てている。http://www.design.kyushu-u.ac.jp/
京都精華大学
総合人文学科(小松正史、板倉豊)、メディア造形学科(平野砂峰旅)で、サウンドスケープの教育・研究がなされている。http://www.kyoto-seika.ac.jp/
国立沖縄工業高等専門学校 メディア情報工学科 西村研究室
学科のカリキュラム自体は情報工学に関するものであるが、担当する科目や卒業研究などの授業を通じて、サウンドスケープを含む幅広い視野を持ったコンテンツ制作技術者の育成を目指している。http://www.okinawa-ct.ac.jp/
兵庫教育大学学校教育学部音楽分野 長尾研究室
環境世界の音に向きあい、音の消長の背景を考え、そこから環境。教育、情報などの在り方を考える。音世界の多様性を聴き、今ここにある世界を捉えるとともに、鬼籍に入った音への眼差しを育成する。http://www.hyogo-u.ac.jp/
弘前大学教育学部 今田匡彦研究室
サウンドスケープを音楽教育での実践、及びカルチュラル・スタディーズなど現代思想の一つとして研究し、卒業論文、修士論文のテーマとして指導している。また、学部4年時の総合演習「サウンドスケープ」では、弘前市内のフィールド・ワークも行っている。http://siva.cc.hirosaki-u.ac.jp/usr/timada/
山梨県立大学総合政策学科 箕浦研究室
当研究室では,音と景観を中心的な題材として,人びとの環境への感性と社会的な行動に注目した研究を行っている。http://www.yamanashi-ken.ac.jp
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