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2017年度シンポジウム[一般公開] 「いわてのサウンドスケープ」



■シンポジウム 「いわてのサウンドスケープ」
いわての魅力を“音”から考えるシンポジウムです。いわてには素晴らしい音風景がたくさんあります。自然が奏でる音、祭りの音、人が作業することで生まれる音、言いようもない静けさ…など、本当に様々です。季節によって変わる音もあるでしょう。少し前までは良く聞いていたのに最近聞こえなくなった音もあるかもしれません。

そしていわての特徴の一つに、多くの伝統工芸が継承されていることが挙げられます。岩手県内に残る様々な伝統工芸・伝統産業を支える“匠”たちは、どんなサウンドスケープの中に生き、どんなサウンドスケープを作り出してきたのでしょうか?本シンポジウムでは3人の匠から常日頃感じているサウンドスケープについて率直に語ってもらうことで、いわて独特の音の感じ方、捉え方とサウンドスケープの関係について考えていきたいと思います。

また、平成8年、当時の環境庁は「日本の残したい音風景“100選”」を選定しました。いわての音風景からは「碁石海岸・雷岩(大船渡市)」「水沢駅の南部風鈴(奥州市)」「チャグチャグ馬コの鈴の音(滝沢村)」の3つが選ばれました。でも、もっともっとたくさんあるはずです。

そこでこの度「誰かに聴かせたい“いわての音風景”」を広く募集しました。本シンポジウムでは、この結果を紹介し、匠の皆さんにも入っていただき、いわてのサウンドスケープについてディスカッションしたいと思います。


〇第1部 誰かに聴かせたい”いわての音風景”紹介
 
〇第2部 講演:匠が語る いわてのサウンドスケープ

  ・南部鉄器とサウンドスケープ
   田山貴紘氏(タヤマスタジオ株式会社代表取締役)
  ・ホームスパンの匠が感じるサウンドスケープ
   舞良雅子氏(染織作家)
  ・南部杜氏が語る酒造りのサウンドスケープ
   久慈浩介氏(株式会社南部美人 五代目蔵元代表取締役社長)

〇第3部 パネルディスカッション
  久慈浩介氏×舞良雅子氏×田山貴紘氏×木村直弘(岩手大学人文社会科学部教授)
  コーディネーター:船場ひさお(岩手大学COC推進室特任准教授)

・日時:2017年5月20日(土) 15:00-17:30
・会場:岩手県公会堂・21号室
・参加費:一般1000円/協会員・学生は無料



フライヤー 表面(PDF/395KB) 裏面(PDF648KB)

■情報交換会
シンポジウム終了後、情報交流会をおこないます。お時間ございます方はお気軽にご参加ください。

・日時:2017年5月20日(土)18:30-
・会場:ビアバー べアレン 中ノ橋
  (岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目1番21号 ホテルブライトイン盛岡 1階)
・会費:4000円程度を予定



誰かに聴かせたい「いわての音風景」募集

2017年度シンポジウム実行委員会では、盛岡で初めての開催にあたり「誰かに聴かせたい“いわての音風景”」を大募集しています。いわてに住んでいる方も、かつて住んでいた方も、旅行で訪れた方も、どんな方からの応募でも構いません。どうぞたくさんの情報をお寄せください。応募フォームに内容を記入の上送信してください。

<応募内容>
・誰かに聴かせたい「いわての音風景」
・聴くことのできる場所(地名など)
・聴くことのできる季節
・応募理由とその音風景に関するエピソード


締切:2017年5月8日(月)
※個人情報はいただいた内容の確認にのみ使用します。

シンポジウム2017in 盛岡 実行委員会
船場ひさお・木村直弘



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日本サウンドスケープ協会